投機通貨の選択肢


sdf7889 豪ドルは先進国でありながら不安定であり、一方から見ると投機に適し非常にボラティリティの高い通貨でした。先進国で同様のボラティリティの高い状態にある通貨が英ポンドです。欧州経済の要としてはユーロが経済的役割を果たしており、欧州経済の動向に強く左右されています。方や、代替的に投機的通貨としての役割を果たしているのが英ポンドです。

取引自体はユーロ/米ドル、米ドル/円に次ぐ三番目に多いのですが、非常にボラティリティが高く投機的な動きをするのが特徴です。もちろん、アメリカの雇用統計をはじめとする経済指標やイギリス中央銀行の金融政策委員会の動向といったファンダメンタルズに強く影響を受けるために注意が必要です。もっとも、投機的な兆候を見せることが多くテクニカルチャートを基にしたデイトレに向いている通貨であるともいます。

取引の中心は欧州市場

米ドル/円を中心に東京時間で取引していたトレーダーにとって英ポンドの取引では円の取引量は圧倒的に少ないことに注意が必要です。なぜなら東京時間では15時以降に保有していると英ポンド/円は大幅に取引量が落ちるためです。この流動性が落ちた時に暴落や暴騰に巻き込まれる可能性も十分にあるのでマーケットのオープン時間により気を配る必要があります。

米ドルで英ポンドをつかむ

日本では英ポンド/円取引の取引量が少ないため、英ポンド/米ドルのトレードを主にするのも一つの手です。この英ポンド/米ドルを中心に取引する際にも欧州市場つまりロンドンマーケットのオープン時から取引が増加します。

イギリスおよびアメリカのファンダメンタルズの動向でレートが変動するとはいえ、対円に比べるとこの通貨ペアは特に投機比率が高いと言われており自然とボラティリティが高くなる傾向を示すため流動性が十分にある状態での取引が好ましいです。流動性が確保されないまま逃げ遅れることも十分に考えられるからです。流動性の少ない状態でも取引を行う場合には大幅な通貨価値の乱高下に巻き込まれないように自衛する必要があります。

ボラティリティの高さが産むものは

流動性のある時間帯のみで取引のすべてを終わらせられないことはままあります。そのうえで、自らを守る手段は必ず講じておく必要があります。特にボラティリティの高い通貨の取引の際には思わぬところで乱高下に巻き込まれることがあります。良い方向へと向くこともあれば反対もあります。ロスカットをはじめとする自衛策を一つでも打つことで、利益を得つつ損失を最小限に抑えることができるのです。